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2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が4月22日(金)にイタリアのイモラ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が土曜日のスプリントのためのポールポジションを獲得した。
ウェットコンディションで行われたFP1の後、現地時間17時のイモラ・サーキットは雨が上がり、ドライコンディションで予選はスタート。だが、複数の赤旗中断、その間に雨が降るなど長丁場の混乱した予選セッションとなった。
予選Q1では、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がブレーキから出火して、最終的にパーツが破裂して飛び散ったことで赤旗中断。路面コンディションがどんどん改善していき、最後にタイムを出したドライバーが有利となり、残念ながら、アタックのタイミングが良くなかった角田裕毅とピエール・ガスリーのスクーデリア・アルファタウリの2台はQ1で敗退となる。
予選Q2では、5分が経過しようとするタイミングでカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)が最終コーナーでクラッシュ。その間、サーキットには再び雨が降り始めてウェットコンディションに。タイムを更新することは不可能となり、多くのドライバーが本格的なアタックができないまま終了。メルセデスF1が1台もQ3に進出しないのは、2012年のF1日本GP以来となる。
迎えたQ3。昨年までは土曜日のスプリント予選の勝者がポールポジションの称号が与えられていたが、今年は金曜日の予選の最速ドライバーにポールポジションの称号が与えられる。
完全にウェットコンディションとなった路面で開始早々にケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)がコースオフして赤旗中断。再開後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がまず暫定ポールポジションにつける。そのアタックの最中にバルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム)がマシントラブルでコース脇にマシンを停止してセクター2がイエローに。非常に微妙であったが、フェルスタッペンはイエロー区間で減速したと判断されてタイムは残る。
残り3分でセッションは再開。最後のアタックにために、マックス・フェルスタッペンが先頭、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)の順でまるでレースかのように競い合いながらピットレーンを出ていく。しかし、ランド・ノリス(マクラーレン)がアウトラップでクラッシュ。残り30秒というタイミングであり、そこでセッションは終了。フェルスタッペンが明日のスプリントのポールポジションを獲得。フェルスタッペンにとっては今シーズン初、通算14回目のポールポジションとなる。
2番手にはシャルル・ルクレール、3番手にはセッション終了のきっかけとなったランド・ノリスが続いた。
F1エミリア・ロマーニャGPは4月23日(土)に2日目を迎え、19時30分(現地時間12時30分)から60分間のフリー走行2回目、23時(現地時間16時)からスプリントが行われる。
2022年 F1エミリア・ロマーニャGP 予選 結果・タイム
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1エミリア・ロマーニャGP
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