(セ・リーグ、ヤクルト3ー11阪神、6回戦、ヤクルト4勝2敗、24日、神宮)阪神は一回、佐藤輝明内野手(23)と中野拓夢内野手(25)が揃って2ランを放ち、七回には小幡竜平内野手(21)のプロ1号2ランが飛び出すなど、ヤクルトに快勝した。ジョー・ガンケル投手(30)は5回2失点で今季初勝利。チームは今季最多の16安打で今季初の2桁得点となった。矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績5勝20敗1分、観衆1万6091人)。
ーーようやく打線が本領を
「うんうん。初回にホームラン2本出たし。昨日、初回に点を取れなかった中で、流れを持ってこれたのがやっぱり、大きかったと思う。当たり前だけど、先発が崩れればね、勝ちパターンのピッチャーじゃなければ、こちらが有利にもなるので」
ーー佐藤輝が先制弾
「ひと振りで完璧な感じやったし。ヤクルト戦から状態が上がった感じあるんで。バッティング練習の内容もいいしね。すべての内容がしっかりしている。このまま成長し、頼もしくなってくれればいいかなって思うけど」
ーー中野も3安打4打点に本塁打
「アイツ、ホームラン(通算)2本とも、ここやったと思うし。ホームラン数多く打つバッターじゃないけど、ああいうところから、自分で乗って行って。やっぱりホームランだけで終わらずに2本、3本と打てたのは拓夢にとって必要なことと思う。守備も今日はショートゴロが結構多かったし、まあ足に当たったりもあったけど、拓夢らしさは、しっかり出してくれたんで。ああいう引っ張った後にレフトに打ったりとか、内容もすごく良かったので。まあまあ、若いヤツもね、どんどん引っ張って行ってくれたらというところでは、輝と拓夢が引っ張ってくれた試合やったなと思うけど」
ーー小幡にもプロ初ホームランが出た
「うん。いろんな人も気づいたことを言ってくれているし、俺も気づいたことを言ってる。そういうのが、何かのきっかけになってくれれば、嬉しい。竜平だって現状ホームランをバンバン打つバッターじゃないけど。まあでもプロで初めてホームランはすごく嬉しいことやと思う。まあ、何て言うのかな…打つ方でアピールして行ければ、もっともっとスタメンで試合に使っていけるような素材だと思うんでね。守りをおろそかにはもちろんしてほしくないし、まだまだ守りも成長せなアカンねんけど。打つのは自分も楽しいし、そういうところで打つことにもどん欲に、さらに行ってくれたらと思います」
ーー2番には糸原を入れていい働きだった
「そうやね、健斗も『崖っぷち、崖っぷち』って自分で言いながら、やっぱりそういう気持ちも持ちながらね。必死さも、健斗らしさも出ていたし。まあ、そういうのが本来ある選手なんで。しぶとさとか、必死な姿とか、そういうのは結果にもつながっているのかなと思います」
ーーガンケルは球数(87球)を見ての交代か
「ちょっとこう、重そうな感じにも見えたし、投げてない投手も結構いたし。そういうところでは早めにいってもいいんじゃないかなと思っていきました」
ーーメダルをかけていた
「いやもう、それで多少でもムードが上がるなら俺もやりたいし。まさか3回もできると思ってなかったけど。火曜からもね、甲子園に帰るので、そんなにホームラン、バンバンってないけど、そんなことがあれば嬉しい。竜平の初めてのホームランで、そういうことが、できたのも俺の中でも記憶に残っていくと思うので。どんどん、ナンボでもやります」
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