西武投手育成アドバイザーの清川栄治(きよかわ・えいじ)氏が、悪性腫瘍のため5日に都内の病院で死去したと13日、球団が発表した。62歳だった。清川氏は83年にドラフト外で広島に入団。広島と近鉄で対左打者の救援投手として活躍し、かつては通算438試合連続救援登板のNPB記録を持っていた。引退後は99年から広島、07年からオリックス、14年からは西武で1軍、2軍の投手コーチ、育成担当などを歴任。現在1軍で活躍する高橋や今井らの育成に従事するなど手腕を見せてきた。
昨季限りでファーム投手総合コーチを退任し、今季から現職に着任していた。球団関係者によると、23年1月ごろから体調不良があったという。清川氏の遺志により、葬儀は近親者のみで執り行われた。チームは14日に1軍の日本ハム戦(エスコンフィールド)、2軍のロッテ戦(カーミニーク)で喪章を着けて試合に臨む。
▽広島松田オーナー 突然の訃報で驚いていますし、非常にショックを受けています。人柄も良く、コーチとしても熱心な方でした。ご冥福をお祈りします。
▽ソフトバンク山川(14年からともに西武に入団した間柄)「清川さんの担当はピッチャーだったので、そこまで野球の話はなかったですけど、すごくいい方でした。いつも気さくに話しかけてもらった印象があるので、すごく残念です」
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