【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)3日(日本時間4日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、移籍後初アーチとなる待望の1発を放った。ジャイアンツ戦に「2番DH」で出場し、7回2死から右中間へソロ本塁打。開幕から40打席ノーアーチと苦しみ、ロバーツ監督や同僚に支えられながら、記念すべき1号をマークした。日本人単独トップとなる25球団目からの1発で、チームの4連勝に貢献。同地区のライバル相手に3連戦で全勝する「スイープ」に導いた。

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▼大谷が開幕9試合目、41打席目に今季初本塁打。大リーグ移籍後では22年の8試合目(31打席目)を更新し、最も遅い1号となった。エンゼルス時代の18年に大リーグ1号を放ったのと同じ日付の4月3日に移籍1号が出た。

▼大谷はジャイアンツ戦で初アーチ。これで対戦球団別では25球団から1発を放ち、日本人最多のイチロー(24球団)を上回った。米通算172号は日本人最多の松井秀(175本)へあと3本。

▼ドジャース所属の日本選手が本塁打を打ったのは野茂(4本)、石井、前田(以上各1本)に次ぎ4人目。このうち本拠地ドジャースタジアムでは04年6月19日ヤンキース戦の野茂以来20年ぶり。

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