大迫傑選手は東京都出身の32歳。2018年と2020年の2回にわたって男子マラソンの日本記録を更新するなど数々の実績を誇るランナーです。
長野の佐久長聖高校や早稲田大学では駅伝で活躍し、卒業後は実業団に進み、2015年にプロ選手としてアメリカに渡りました。2016年のリオデジャネイロオリンピックには1万メートルと5000メートルで出場しました。
マラソンでは2018年のシカゴマラソンで日本選手初の2時間5分台となる2時間5分50秒の当時の日本記録をマークしました。
2019年に行われた東京オリンピックのマラソン代表選考レース、MGC=マラソングランドチャンピオンシップでは3位となり、翌年の東京マラソンで再び日本記録を更新する2時間5分29秒のタイムを出して東京大会の代表に内定しました。
東京大会では6位に入賞しその後、引退を表明しましたが、現役復帰して去年行われたMGCでは再び3位に入りました。
今回の東京マラソンは欠場しましたが、設定記録を切る選手が出なかったため、大迫選手がパリオリンピックのマラソン代表に内定しました。
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