◆卓球 世界選手権団体戦第1日(16日、韓国・釜山)
【釜山(韓国)16日=宮下京香】開幕し、4大会連続銀メダルで世界チームランク2位の日本女子は、1次リーグ初戦で同19位のルクセンブルクを3―0で下した。エース・早田ひな(日本生命)が1番手で流れをつくり、2番手に15歳で初出場の張本美和、3番手に平野美宇(ともに木下グループ)がいずれもストレート勝ち。パリ五輪代表3人が躍動し、1971年大会以来、53年ぶり金メダル獲得へ好発進した。
1番手の早田、2番手の張本美は60歳のニー・シャーリエンに快勝。バトンを受けた3番手・平野も世界ランク246位のテシー・ゴンデリンガーに対し、隙のない戦いを見せた。第1ゲームはわずか5分足らずで11―2で先取。持ち前の早い展開での攻撃で相手を翻弄し、第2ゲーム以降も寄せつけず、一蹴した。「(出番前に)練習しながらスコアを見て、美和ちゃんが完璧な勝ち方をしていると思った。初戦だったけど、向かっていくことができました」とうなずいた。
日本戦の前に行われた世界ランク1位の中国とインドの試合で、5連覇中の中国がまさかの大苦戦し、3―2で辛勝。また、日本男子は相手のナイジェリアが棄権し、不戦勝となった。世界選手権は個人戦と合わせて7度目の出場。経験豊富な23歳は「ハプニングというか、いろんなことがあるのが世界卓球。改めて準備をしないといけないと思った」と冷静に見ていた。
2年間にわたるパリ五輪選考レースが終了し、決意新たに臨む大舞台。1次リーグを突破し、決勝トーナメントで準々決勝に進めば、五輪の団体戦とシングルス2枠の出場枠を獲得する。「日本チームとしてパリに向けてや、この大会ではどうしていくかが大事。チーム力を高めていきたい」と決意。53年ぶり金メダル獲得へ、平野が主軸としてけん引する。
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