<スペインリーグ:レアル・ソシエダード1-4バルセロナ>◇第2節◇21日(日本時間22日)◇サン・セバスチャン
日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは今季ホーム開幕戦でバルセロナに1-4で敗戦した。久保は2トップの左で先発し、同点ゴールに貢献。後半26分までプレーした。
Rソシエダードは開始1分にFWレバンドフスキに先制を許す。バルサ相手にボール支配は簡単ではない中、鋭い攻守の切り替えからのカウンターでチャンスを見いだした。6分、敵陣内でボールを持ったMFフレンキー・デヨングに久保とMFダビド・シルバが2人で猛然とプレスをかけて奪取。すぐさまシルバが出したパスは相手に当たってうまく前線のFWイサクへ渡り、これをイサクが技ありのループシュートで決めて同点とした。
27分には久保にも得点機が訪れる。MFメリーノのシュートがGKに弾かれたこぼれ球にいち早く反応。ペナルティーエリア内でフリーで左足で狙ったが、わずかに右へ外した。
同点のまま進んだ後半19分、バルセロナはMFアンス・ファティとFWラフィーニャを投入。バルセロナ下部組織時代に久保とのタッグで得点を量産したファティがいきなり仕事をした。21分、右クロスをヒールで後方へダイレクトパス。これをフリーのMFデンベレが受けて左足でゴール右隅へ決めた。
23分にもファティが絡んで追加点。MFペドリからの縦パスをペナルティーエリア内のせまい空間でダイレクトで落とし、走り込んだFWレバンドフスキが合わせてゴール。均衡した展開は、出場わずか5分で2アシストしたファティの活躍であっという間にバルセロナの主導権に変わった。
一方の久保はMFダビド・シルバとともに後半26分に交代でベンチに下がった。その後の34分にはファティが自ら決めてダメ押しの4点目。前半は食い下がったRソシエダードだったが、19歳のファティにやられて崩壊した。
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