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2020年12月14日(月)7:39 am
2020年の最終戦となるF1第17戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)決勝レースは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインの完勝でシーズンを締めくくった。
●【決勝レース結果】F1第17戦アブダビGP 決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■ホンダF1:決勝レースレポート
F1最終戦アブダビGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで完勝を収め、Hondaパワーユニット勢は3台が入賞を果たしてシーズンを締めくくりました。
フェルスタッペンは、ポールポジションからスムーズなスタートを見せると、オープニングラップで後続をDRS圏外まで突き放してリードを確保します。
5番手からスタートしたアレクサンダー・アルボンは、6周目に前を行くランド・ノリス(マクラーレン)をパスして、4番手に浮上。2~3番手のメルセデス勢をアストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台が挟む形でレースを進めます。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は、ダニール・クビアトがスタートポジションの7番手を守り、ピエール・ガスリーは1つポジションを落として10番手で1周目を終えます。しかし、その後ペースを上げたガスリーは、クビアトとポジションを入れ替えて8・9番手で序盤を進めました。
11周目、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がメカニカルトラブルでコース上にストップし、バーチャルセーフティカー導入からセーフティカー出動となります。フィニッシュまでハードタイヤで走りきれる周回数であったことから、Hondaパワーユニット勢は4台全車がこのタイミングでピットインし、タイヤ交換を行います。この際、大半のライバルも一斉にピットインし、同様にタイヤ交換を行いました。
フェルスタッペンはピットアウト後もリードを拡大し続け、レース最終盤までファステストラップを保持したままチェッカーフラッグを受けます。ファステストラップこそ逃したものの、ポールポジション、優勝、全ラップリードを記録し、シーズン最終戦を完勝で終えました。
チームメイトのアルボンはタイヤをうまくマネージメントしながら、終始4番手でレースを進めると、終盤にはメルセデス勢との差を詰めていきます。最後は3位のルイス・ハミルトンに約1.5秒差まで迫ったものの一歩届かず、4位でフィニッシュしました。
レース序盤でピットストップを行ったガスリーは、ステイアウトしたマシンの後方にポジションを下げ、トラフィックの中でのレースを強いられます。しかし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)をターン11で立て続けにオーバーテイクすると、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)もパスして8位でフィニッシュ。4ポイントを獲得しました。クビアトも同様に後方へと順位を落とすも、追い上げてポイントまであと一歩の11位で完走を果たしました。
■ホンダF1は年間3勝、表彰台14回
2020年シーズンを終え、Hondaパワーユニットとしては2019年と同じ3勝をマーク。昨年の勝利はすべてフェルスタッペンによるものでしたが、今季はレッドブル・レーシングが2勝、スクーデリア・アルファタウリが1勝を挙げ、これらを含む表彰台登壇は14回に上りました。
レッドブル・レーシングは2016年以来4年ぶりのコンストラクターズ・ランキング2位を獲得し、スクーデリア・アルファタウリはトロロッソとして参戦開始した2006年以来最大となるコンストラクターズ・ポイントを獲得しました。
■ホンダPUは唯一のノーペナルティー
また、Hondaとしては4人のドライバーともにPUの使用をレギュレーション通りの年間3基以内に収めました。結果、一度もPU交換に関するペナルティを受けることなく、PUマニュファクチャラーの中では唯一のノーペナルティーでシーズンを終えました。
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