日米韓の球団が獲得に興味を示していたた韓国KTのメル・ロハス・ジュニア外野手(30)について、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が阪神と2年契約で合意したとツイッターに投稿した。

ロハスには各国リーグの複数球団が興味を示しているとされ、日本でも阪神や巨人が獲得に動いていた。

ロハスは今季47本塁打、135打点で韓国リーグの2冠に輝くなど、強打と勝負強さを兼ね備えた両打ちのスラッガー。メジャー経験はないが、17年のシーズン途中にKTへ移籍すると、18年に43本塁打をマークした。今季は打率も3割4分9厘で、4年連続で3割以上を打ち続ける魅力的な助っ人。さらに18年に18盗塁を決めた走力も備えている。

◆メル・ロハス・ジュニア 1990年5月24日生まれ、米インディアナ州出身。10年ドラフト3巡目でパイレーツと契約。16年5月にブレーブスに移籍。3Aでは通算259試合に出場して、21本塁打、109打点、打率2割6分4厘。17年にはドミニカ共和国代表としてWBCに出場。父のメル・ロハスはエクスポズ(現ナショナルズ)などで通算34勝を挙げた投手。大叔父はエクスポズなどで監督を務めたフェリペ・アルー。188センチ、102キロ。右投げ両打ち。