今のアメリカでは、どの店に行っても小麦粉がなかなか売っていません。どんな粉でも手に入ればありがたい、という状況になっています。
全粒粉でも中力粉でも薄力粉でも、ガランとした陳列棚に残っていれば何であろうと、すぐさま確保して、とりあえず何か手に入ったと喜んでいるのではないでしょうか。
さて、普段「セルフライジング・フラワー(Self-rising flour:ベーキングパウダー入りの小麦粉/無糖のホットケーキミックス)」を購入していたのに、「今はどこにも売っていない」とお困りの人に朗報です。
セルフライジング・フラワーの作り方
セルフライジング・フラワーは、とても簡単に自分で作れるのです。中力粉に、ベーキングパウダーと塩を少量混ぜただけなのですから。
自分でセルフライジング・フラワー(英語)を作るには、中力粉240ccに、ベーキングパウダー小さじ1と1/2、塩小さじ1/4を加えるだけでOKです。塩は、普通の食卓塩でかまいません。
これらの材料をボウルに入れて混ぜてから、作りたいレシピに従って使ってください。
セルフライジング・フラワーを使うレシピなら、水分を少し多めに加える必要があるかもしれません。
(一般的なセルフライジング・フラワーは、たんぱく質含有量が低めの小麦粉を使っているため)
その点だけ注意しておけば、あとはうまくいきます。
イーストを使わないピザ生地を作る方法
イーストがないけれど、どうしても手作りピザを作りたいというときは、セルフライジング・フラワーの出番です。
2つの材料を混ぜるだけのレシピ(英文)なら、手早く簡単に作れます。
必要なのは、ギリシャ・ヨーグルトとセルフライジング・フラワーです。
この2つの材料で作るピザ生地のレシピはたくさんありますが、割合が少しずつ異なります。
私の経験からいうと、理想的な割合は、
セルフライジング・フラワー360ccに対して、ギリシャ・ヨーグルト240ccです。
この量なら、ラージサイズのピザ1枚を作るのに十分でしょう。
(私はずっと、脂肪分ゼロのギリシャヨーグルトを使ってきましたが、低脂肪や高脂肪のものでもどうやら問題ないようです)
生地を作るときは、材料を混ぜ合わせてから、5分ほどこねましょう。
生地が滑らかになってコシが出てきたら、材料の割合が適切で、こねも十分だということになります。
生地が準備できたら、ピザ用プレートに広げてピザソースを塗ってから、チーズや好きな具材を載せます。
そのプレートごと、260度に温めたオーブンに入れます。生地がきつね色になり、チーズがいい具合に溶けるまで焼きましょう。
私は以前、具材を載せる前に生地だけを数分間焼いていましたが、この工程は省いても大事には至りません。
ピザを焼くためのプレートは、穴の開いたもの(英文)を使っています。ピザストーンより安価でおすすめです。
興味をもたれた方は(ぜひ、使ってみていただきたいです)、この2つの材料でつくる生地で、ベーグル(英文)やグリッシーニ(英文)も作ってみてくださいね。
Image: Shutterstock
Source: King Arthur Flour,allrecipes
Rachel Fairbank - Lifehacker US[原文]
ガリレオ
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