猪苗代町の町営磐梯山牧場で９日までに、牛の放牧が始まった。放牧は１０月末まで行われ、今年は４０頭まで受け入れるという。
牧場は預託牛として乳用牛や肉用牛を受け入れ、放牧事業を行ってきた。今年は雪解けが早かったことから、例年より１カ月早く行われた。
牛は肉牛と乳牛で分けて放牧される。「パドック」と呼ばれる約４００平方メートルの区画でしばらく生活。環境に慣れた後、肉牛は約７ヘクタール、乳牛は約８ヘクタールの草地に放たれる。
繁殖牛３頭を連れてきた猪苗代町の畜産農家の小鮒広義さん（７１）は新型コロナウイルス感染症拡大の影響も懸念しつつ「秋ごろには子牛が生まれる。牛舎の中より、運動するから体も丈夫になる。いい子牛を産んでほしい」と話した。
同牧場を管理・運営する猪苗代町振興公社は会津地方を中心に預託牛を受け入れている。問い合わせなどは同社へ。
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May 10, 2020 at 06:33AM
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牛の放牧始まったモ～ 預託牛受け入れも、猪苗代・磐梯山牧場 - 福島民友
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