【ロサンゼルス13日(日本時間14日)=斎藤庸裕】いよいよ、名門球団のユニホームに袖を通した姿が初披露される。ドジャース大谷翔平投手(29)が、14日の午後3時(日本時間15日午前8時)からドジャースタジアムで入団会見を行う。これまではMVP受賞時のコメントや、自身のインスタグラムなどでファンにメッセージを送ってきたが、大勢のメディアの取材に応じるのは4カ月ぶり。今季シーズン中、8月9日の試合後に囲み取材で現状を語って以来となる。会場に現地ファンは入れず、報道陣のみに公開される。

午後3時のタイミングについて、球団としてはもう少し遅らせる案もあったようだが、米国の東部時間との時差(3時間)も考慮し、大谷サイドと意見をすりあわせた上で時間設定を行ったという。MLB公式YouTubeでライブ配信されるだけでなく、テレビ朝日など民放テレビ局も急きょ、日本時間の朝8時から生中継することを決定した。6年前、エンゼルスの入団会見の時と同様の時刻で、日本のファンや視聴者のために配慮した形だ。

会見にはド軍のフリードマン編成本部長らに加え、水原一平通訳も同席する。同通訳は日本ハムで外国人選手の通訳を務め、大谷がメジャー挑戦でエンゼルスに入団したタイミングで専属通訳となった。エ軍時代はキャッチボール相手など練習パートナーとしてもサポート。信頼される相棒で、今後も大谷とともにド軍の一員としてチームに同行する。