【欧州・海外サッカー】ラツィオがホームで圧倒的強さを誇るアトレティコに敗れた。鎌田大地は64分から出場。
13日のチャンピオンズリーグ・グループE最終節、アトレティコ・マドリー対ラツィオは2-0でアトレティコの勝利に終わった。ラツィオMF鎌田大地はベンチスタートとなり、64分から出場している。
すでにグループE突破を決めているアトレティコ(勝ち点11)とラツィオ(勝ち点10)の首位通過をかけた直接対決。アトレティコはホームで今年2月から勝ち続けており、ここまでの公式戦連勝数は19とクラブ記録まであと1勝に迫っているが、このラツィオとの一戦でもその勝負強さを発揮した。
アトレティコはキックオフから6分後に先制。左サイドを突破したリーノがグラウンダーのクロスを送ると、ペナルティーエリア内中央のグリーズマンが右足でボールに合わせて枠内右に流し込んだ。グリーズマンはこれがアトレティコでの通算171得点目。歴代得点ランク1位のアラゴネス氏に、あと2点まで迫っている。
対して、ビハインドを負ったラツィオは強靭なハイプレスを仕掛けて、アトレティコのビルドアップを阻みながら攻撃の機会を探る(アトレティコはコケを休ませてヴィツェルをアンカーとして起用。献身的なポストプレーが光るモラタもベンチスタートで攻撃の展開に難があることは否めなかった)。12分にはザッカーニがペナルティーアーク付近から右足でシュートを放ったが、これはわずかに枠の右に外れている。
アトレティコが自陣でボールを保持して、ラツィオがプレスでビルドアップを阻害……前半の半ばはこうした展開で時間だけが経過していく。そして38分には、モリーナのクロスからエルモーソが左足でネットを揺らし、アトレティコが追加点を獲得と思われた。が、VARが介入した結果、リーノがGKプロヴェデルの視界を妨げていたとして、ゴールは取り消しとなっている。
前半は1-0で終了。迎えた後半、次にスコアを動かしたのはまたもアトレティコだった。ペナルティーエリア内左、メンフィスのポストプレーからリーノが右足でボレーシュートを放ち、プロヴェデルを破っている。
2点のビハインドを負ったラツィオのサッリ監督は64分、3〜4枚目の交代カードを切り、ここで鎌田を投入。日本代表MFは4-3-3の左インサイドハーフを務めた。
反撃に出たいラツィオだったが、コケ&モラタをピッチに立たせてビルドアップもミドルゾーンでのプレスも格段に良くなったアトレティコを相手に苦戦。攻め筋が見つからず、鎌田も中盤で無難にボールをつなぐことに終始する。終盤になってラツィオはポゼッション率を高めるが、しかし大きなチャンスを生むまでには至らず、無得点のまま試合終了のホイッスルを迎えている。
この結果、ホーム20連勝(クラブ記録タイ)を達成したアトレティコが勝ち点14で首位での決勝トーナメント進出を決め(首位通過は2016-17シーズン以来)、勝ち点を10から伸ばせなかったラツィオが勝ち点10で2位通過となった。
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