(セ・リーグ、DeNA7x-6ヤクルト=延長十回、5回戦、DeNA4勝1敗、27日、横浜)無情にも、白球は右翼後方で弾んだ。リーグ3連覇を目指すヤクルトは延長十回にサヨナラ負けを喫して今季初の5連敗で、昨年4月9日以来となる借金生活に突入。シーソーゲームをものにできず、高津臣吾監督(54)は唇をかんだ。
「(五回の)サンタナの一発は大きかったですし、(三回に中村の1号ソロで)先制できたことはすごくよかったですけど、そのあと得点圏にいってからですね。あと一本が出ないというところがね」
粘ったが、勝利に届かなかった。最後は2死一、二塁から守護神・田口が関根にサヨナラ打を浴びて万事休す。逆転されても追いつくヤクルトらしさが出たが、あと一歩及ばなかった。
主砲の執念を勝利へとつなげる。打率・162と苦しむ村上が、四回に二塁へのゴロで一塁へ決死のヘッドスライディング(結果は内野安打)。若き4番は「チームが勝てるように頑張ります。最終的に僕らが笑って終われるようにやるだけ」と前を向いた。
頼もしい男も帰ってくる。下半身のコンディション不良で登録抹消されている山田の戦列復帰が見えてきた。早ければ28日の阪神戦(神宮)にも出場選手登録されるとみられる。23日から1軍に合流している山田はこの日、フリー打撃、ノック、外野でのダッシュをこなした。「何か変えるものがほしいですね」と高津監督。主将が昇格すれば何よりも心強い。チーム一丸となり負の流れを断つ。(赤尾裕希)
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