<巨人1-4阪神>◇13日◇東京ドーム
阪神が巨人に快勝し、カード勝ち越しでヤクルトに並び首位に浮上した。
打線改造が奏功した。岡田監督は、打率1割5分2厘と打撃不振の佐藤輝明内野手(24)を今季初めてスタメンから外した。代わって、この日出場選手登録された渡辺諒内野手(27)を「3番三塁」で日本ハムから移籍後初めて先発起用。佐藤輝が開幕から務めていた5番にはノイジーが入り、「7番右翼」には板山を起用した。
その効果がいきなり発揮された。2回に先頭ノイジーが2試合連続の2号ソロで先制。さらに4回、渡辺諒が左翼席へ移籍初安打となる1号ソロを放った。2回の守備では板山が三塁を狙った走者を好返球で刺し、6回には渡辺諒が1死一、二塁のピンチに痛烈なライナーを横っ跳びで好捕するなど、起用した選手が攻守で活躍した。
5回に2点を追加。先発西純矢投手(21)が、再三ピンチを背負いながら6回1失点と粘り、今季初勝利をマークした。
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