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Tuesday, March 22, 2022

【会員限定】大谷翔平、連続MVP&10年350億円契約の鍵は? 短縮キャンプで試される自己管理力 - Full-Count

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初の開幕投手へ好発進、短いキャンプでは「練習量を調整するのは大事」

 エンゼルスの大谷翔平投手がメジャー5年目を迎えたオープン戦で投打ともに好スタートを切った。今季初登板となった21日(日本時間22日)のロイヤルズ戦では3回途中で5奪三振無四球、3安打1失点と好投。期待される初の開幕投手へ、上々の試運転となった。

 奪三振ショーの裏で、きっちり進化を見せた。大谷は初回からストライク先行の投球。投じた50球のうちストライクは33球を数えた。ストライク率66.0%は昨季オープン戦56.2%から10%近くアップ。昨季公式戦で記録した64.2%をも上回る。大谷は「多くストライクを投げること」をテーマに掲げていたとはいえ、極度の乾燥でボールが滑る“投手泣かせ”のアリゾナでもボールを操ったのは価値があるだろう。

 当初から1週間遅れた4月7日(同8日)の本拠地・アストロズ戦でシーズン開幕を迎える。しかし、残りのスプリングトレーニング期間は短い。昨季は初登板からオープン戦4試合に登板。計224球を投げて肩を作ってきたが、今季は残り2登板で開幕を迎えることとなりそうだ。

「登板間隔が詰まってくると思う。試合をこなすために。なので全体的な練習の量だったり、僕の場合は他に試合に出たりするので。その時の練習量を調整するのは大事かなと思います」。この日、投打同時出場しなかったのは大谷からの申し出とマドン監督は明かした。登板前日だった20日(同21日)のマリナーズ戦の欠場も、運動量や体への負担などをきっちり計算してのことだろう。

「駆け足の中で焦らずにしっかりと調整したい」

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