ブンデスリーガは16日、各地で第19節を行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属する8位フランクフルトは敵地で16位アウクスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。2人はともにフル出場。鎌田は前半22分に先制点を挙げ、2022年初ゴールとなる今季2点目を記録した。
試合は前半22分にフランクフルトがゴールネットを揺らす。MFイェスパー・リンドストロームがハーフライン付近で相手のパスをカットすると、そこからカウンター開始。右サイドでボールを受けたFWラファエル・サントス・ボレが中央に切れ込みながら鎌田にスルーパスを通すと、鎌田は飛び出してきたGKラファウ・ギキエビツを巧みに交わしてゴールへ流し込んだ。
敵地で先制したフランクフルト。しかし、前半38分にアウクスブルクに同点ゴールを許す。ホームチームは右サイドからボールを細かく繋ぎ左サイドのDFイアゴ・アマラウ・ボルドゥシに預けると、イアゴが中にドリブルで運びながら右足で浮き球のパス。タイミングよくディフェンスラインの裏へ抜け出したFWミヒャエル・グレゴリッチュがフランクフルトGKディアント・ラマイのニアを撃ち抜く技ありショートでゴールネットを揺らした。
1-1で前半を折り返すと、後半は互いにゴールが遠い。試合終了間際の後半43分には鎌田を起点にフランクフルトが決定機を迎えるが、リンドストロームのシュートはGKギキエビツがブロッキング。こぼれ球を拾ったMFクリスティヤン・ヤキッチがペナルティーエリア外から左足で狙ったが、シュートは相手GKの正面に行き、ゴールを奪うことができなかった。
試合は1-1のままタイムアップ。フランクフルトは下位相手に痛い引き分けで2戦未勝利となり、22年初白星は次戦以降にお預けとなった。なお、次節は21日にMF奥川雅也が所属するビーレフェルトとホームで対戦する。
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