中国戦、サウジアラビア戦は欠場の見通しとなった吉田、古橋、室屋、三笘 [写真]=Getty Images
日本代表の森保一監督は16日、翌日からスタートする国内合宿を控えて取材に応じた。
日本代表は17日から国内でプレーする選手のみで短期合宿を実施。当初21日にキリンチャレンジカップ2022でウズベキスタン代表と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、ウズベキスタンが来日不可となったために、試合は中止に。代わりとなる練習試合を実施して国内組合宿を終え、22日にFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選(27日:中国代表、2月1日:サウジアラビア代表。ともに埼玉)に臨む日本代表メンバーを発表する予定となっている。
国内組合宿での日本代表メンバーはすでに発表されているが、小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)と谷晃生(湘南ベルマーレ)が負傷、瀬古歩夢(セレッソ大阪)が体調不良で不参加となった。さらに海外組でも負傷者や新型コロナウイルス陽性が発表されている選手がおり、最終予選での招集が不透明な状況の選手も多い。
森保監督はこれまでに最終予選に参加していたメンバーからは吉田麻也(サンプドリア)、古橋亨梧(セルティック)、室屋成(ハノーファー)、三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ)の招集が「難しいという報告を受けている」と明言。合宿不参加となった谷含め、複数選手を欠いた中での選考になると話した。
一方、負傷でアーセナルでの試合を欠場している冨安健洋に関しては「最終予選ではプレー可能という認識」とコメント。12日に新型コロナウイルス陽性により、最低5日の隔離が必要とクラブから発表されたGK川島永嗣(ストラスブール)については「陰性になる結果を待ちたい」としている。
最終予選で主将の吉田を欠く状況となるが「A代表、五輪代表とこれまでまとめてきてくれたので、我々にとっても痛いと思っているのが正直なところ」と受け止めつつ、「総合力で勝っていきたい。彼がいなくても日本代表の強さ、活動には影響がないと思える経験になる。選手一人ひとりは普段から『自分もリーダー』だと自覚していると思いますが、チームのために何ができるかを見せてくれるかを期待しています」と、選手たちへの期待を寄せた。
海外組では現在復調の兆しを見せている中島翔哉(ポルティモネンセ)について質問が挙がると「状態は上がってきていると思っています。ここのところはずっと先発していて、終盤に代わる形ですが試合に出ています。まだまだベストパフォーマンスまでいってはいないかもしれませんが、そういう見方をしています。候補としては挙げさせてもらってます」と言及している。
国内合宿はJリーグ各チームの開幕前キャンプのタイミングでの招集。さらに最終予選メンバーに選出された国内組の選手は政府の指示もあり、サウジアラビア戦後に14日間の隔離が強いられる。森保監督は「どういう期間であるかはわかっています。新シーズンのスタートで、戦い方を構築したい時期に今回のような協力をいただいて活動させていただくことは、クラブにとってシーズン前の準備が難しくなると理解しています。改めてお礼を申し上げたいです」と、選手を派遣する各クラブへの感謝を改めてコメント。具体名が挙がった選手以外にも負傷や新型コロナウイルスによる不測の事態が考えられ、メンバー選考は難しい状況で行われるが、「すべての与えられた条件の中でベストなチーム、準備をしていきます。その中で最強のチームを作って、最終予選に勝っていくことを考えて準備をしたい」と話している。
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