1対1の強さを示す“デュエル勝利数”でリーグトップに立つ日本代表MFは、今節結果でその存在感を示した。前半10分、右CKを右足ボレーで叩き込んで先制に成功。同26分には左CKがファーサイドに流れたところを冷静に左足で押し込んだ。
さらにその活躍は止まらない。3-1で前半を折り返すと後半43分、遠藤の中盤からの縦パスでMFフィリップ・クレメントのゴールをお膳立て。後半アディショナルタイム1分過ぎには、遠藤が右サイドからパスを出し、MFダニエル・ディダビのダメ押し5点目もアシストした。
遠藤は2ゴール2アシストを記録。データサイト『opta』によると、2004-05シーズン以降でブンデスリーガ1試合4得点に関与した最初の日本人となった。また、データサイト『SofaScore』によると、今季ブンデスリーガで2ゴール2アシストは初の記録に。また、欧州5大リーグでも、FWロメル・ルカクとMFジャック・グリーリッシュに次ぐ3人目になるという。
クラブ公式サイトでは、FWササ・カライジッチが遠藤の活躍に言及。「勝ったことを嬉しく思う」と喜びを語りつつ、「ワタルがゴールとアシストで力強いパフォーマンスを見せてくれた。GKグレゴールも助けてくれた。この勝利に満足している」と日本人MFを称賛した。
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