佐賀県有田町の名物「有田焼カレー」の干支（えと）をあしらった鉢の絵柄が、来年の「丑（うし）」にちなんだ牛のイラストに変わった。1日から、インターネットの楽天市場かヤフーショッピングの「佐賀マルシェ」で購入できる。
有田焼カレーは、カレーにチーズをのせて焼き上げる。カレーのルーには28種類のスパイスを使い、胃もたれを防ぐ沖縄産の「ガジュツ」なども含む薬膳だ。1週間煮込んでつくる。JR九州が主催した2010年度の駅弁ランキングでグランプリを獲得した。
鉢は有田焼。「大」（1890円、送料別）が直径17センチ、「小」（1400円、同）が同13・5センチ。絵柄は牛が夫婦でおにぎりを食べたり、UFOのビームを浴びたり、楽しい内容になっている。
販売元・プレアデスの廉隅（かどすみ）浩介社長（59）の長女、瀬理菜さん（28）がデザインした。自身が丑年の廉隅社長は「私の干支で、思い入れはある。有田焼カレーがコロナ禍にもどっしりと構え、少しでも社会の役に立てれば」と話す。
干支の鉢は、16年のさる年から始めた。年産約10万食のうち4割程度を占めるという。同じ大きさと値段の花柄の鉢もあり、市松桜からバラに変わった。問い合わせはプレアデス（0955・25・9980）へ。JR有田駅の直売店でも扱っている。（渡辺松雄）
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November 01, 2020 at 07:30AM
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有田焼カレーに「丑年版」 鉢が牛の絵柄に - 朝日新聞社
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