第100回箱根駅伝が今日2日午前8時からスタートする。

節目の第100回大会は、2季連続3冠を狙う駒大が大本命となる。藤田敦史監督と3月に勇退した大八木弘明総監督の指導のもと、出雲、全日本の全14区間で区間3位以内を記録。さらに前回大会4区から、21区間で首位を継続中で抜群の安定感を誇る。

2区登録の鈴木芽吹(4年)、補欠登録の篠原倖太朗(3年)、3区登録の佐藤圭汰(2年)の3人が1万メートル27分台と、日本長距離界でも屈指の走力を有する。12月29日の区間エントリーでは、前回山区間で好走した山川拓馬(2年)と伊藤蒼唯(2年)を補欠に回しており、1日最大4人までの当日変更での区間配置に注目が集まる。

前回2位の中大は2区登録の吉居大和(4年)が、区間賞を獲得した前回同様の走りを見せられるかが鍵。青学大は出雲2区区間賞&全日本2区区間2位で補欠登録の黒田朝日(2年)の起用法がポイントとなる。国学院大は1万メートル27分台の3年生エース・平林清澄(きよと)の出来がチームの行方を左右する。

今季好調の創価大と城西大は山登りで実績のある選手が5区に控えるため、4区までで上位をキープすれば、他校にプレッシャーを与えられる。

東洋大は今大会の出場校で最長となる19年連続シード権獲得が懸かる。