エンゼルス大谷翔平投手(29)が、今後10日以内にシーズンを終了し損傷が判明した右肘靱帯(じんたい)の手術を受けるのではないかという見方が周辺から出ていると、USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者が3日付の記事で伝えた。大谷の考えをよく知る人物が「これから10日間以内にシーズンを終え、トミー・ジョン手術を受けると思う」と話したという。
エンゼルスは4日(日本時間5日)から本拠地7連戦に入る予定で、同記者は「次のホーム連戦を最後までプレーし、それからシーズンを終えると発表するのは納得の判断だ。そうすれば来季は投手として出場する可能性はなくなるが、DHとして出場するに十分な健康状態になれる」と指摘した。
大谷は今季終了後にフリーエージェント(FA)となるが、同記者は「各球団はオオタニをエリート打者として見ており、2025年に投手として復帰できれば、それはボーナスだと考えている」とし「もし契約金総額が5億ドル(約725億円)未満ですむならエンゼルスは再契約のチャンスがある。それを超えるならドジャース、ジャイアンツ、パドレス、そして恐らくマリナーズが争奪戦で有利だろう」と予想した。
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