ア・リーグ オリオールズ5ー3マリナーズ ( 2023年8月13日 シアトル )
オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地ボルチモアでのマリナーズ戦に救援登板。2点リードの延長10回に中3日でマウンドに上がり、パーフェクトリリーフを見せて日米通じて初セーブを挙げた。最速は101・6マイル(約163・5キロ)をマークした。
オ軍は、1点リードの9回2死から4番手のバウマンがカンゾーネに同点ソロを被弾したが、延長10回にムリンスの右越えソロなどで2点を勝ち越し。藤浪は無死二塁で始まるタイブレークの延長10回に6番手として登板、先頭のムーアをフルカウントから空振り三振に斬って取った。続く代打・フォードの初球に暴投して1死三塁としたが、2球目で左飛に打ち取って2死とし、最後はロドリゲスを遊ゴロに仕留めた。日米通算233戦目の登板で初セーブとなった。
前回登板の悪夢を払しょくする好投だった。前回登板の9日(同10日)のアストロズ戦では1点を追う8回に4番手として登板。先頭打者を味方のホームランキャッチにも助けられて左飛に打ち取ると、次打者も101・1マイル(約163キロ)を投げ込むなど中飛で2死としたが、そこから3連続四球で満塁として降板、救援投手が連続適時打され、藤浪は2/3回で3四球3失点だった。
前々回登板まで6試合連続で自責0を記録。安定感を発揮し、首脳陣の信頼を得るまでに至っていただけに、痛すぎる乱調だった。しかし開幕当初の大乱調、リリーフへの配置転換、トレードなどメジャー1年目にして様々な経験を積み重ねてきた右腕はたくましかった。確実に打者を打ち取り、初セーブをつかみとった。
メジャー移籍1年目の藤浪は開幕からアスレチックスの先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換され、7月19日(同20日)に地区首位争いをするオリオールズにトレード移籍した。これで通算成績は44試合(59回2/3)で5勝8敗4ホールド1セーブ、防御率7・99。奪三振63で与四死球45、暴投6となった。
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