チャイニーズ・タイペイ戦に出場した日本代表の馬場雄大[写真]=伊藤大允
7月8日、「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 静岡大会」が浜松アリーナで開催され、男子日本代表(FIBAランキング36位)はチャイニーズ・タイペイ代表(同69位)に108-86で勝利した。
トム・ホーバスヘッドコーチ率いる日本代表は、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、馬場雄大(FA)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、井上宗一郎(越谷アルファーズ)が先発出場。立ち上がりから攻守にアグレッシブな姿勢が光り、試合の主導権を握った。
第1クォーターは途中出場の富永啓生(ネブラスカ大学)が代名詞でもある3ポイントを3本沈めるなどアリーナを沸かせ29-19とリードを奪うと、第2クォーターは馬場が攻撃をけん引し59-40と点差拡大。ホーキンソンも前半だけで13得点12リバウンドのダブルダブルをマークするなど存在感を見せた。
第3クォーター序盤はチャイニーズ・タイペイに得点を重ねられたものの、吉井裕鷹(アルバルク東京)が2本の3ポイント、テーブス海(アルバルク東京)が攻守に精力的な動きを見せ、さらにリードを広げて83-60。第4クォーターは原修太(千葉ジェッツ)が立て続けに3ポイントを沈め、最終スコア108-86の白星で飾った。
ワールドカップで主力として期待されているNBAプレーヤーの渡邊雄太(フェニックス・サンズ)や、Bリーグ史上初めて新人王とMVPをダブル受賞した河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)は不在だったが、チーム全体で3ポイント成功率44.7パーセント(21/47本)と各選手が猛アピール。原は第4クォーターだけで5本の3ポイントを決め、馬場と並んでチーム最多18得点、ホーキンソン、富永、吉井も2ケタ得点を挙げるなど、ワールドカップ日本代表候補選手たちが健在ぶりを示した。
日本代表は今後、9日にチャイニーズ・タイペイと強化試合を行い、7月末の韓国遠征、8月の強化試合5試合を経て、8月25日に開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場。ワールドカップでは「パリ2024オリンピック」の出場権獲得を目指し、1次ラウンドでドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)、オーストラリア(同3位)と対戦する。
■ 日本代表国際強化試合2023静岡大会
日本 108 - 86 チャイニーズ・タイペイ
JPN|29|30|24|25|=108
TPE|19|21|20|26|=86
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