ヤクルト・宮台康平投手(27)が今季限りでの現役引退を決意したことが27日、分かった。球団の来季構想から外れており、自身の実力や今後について慎重に考えた末に決断した。
東大法学部出身の宮台は2018年のドラフト7位で日本ハムに入団。東大からは6人目のプロ野球選手となり、注目を集めた。古巣での1軍登板機会は1試合。20年オフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトで3者連続三振を奪ってアピールし、21年にヤクルトに加入した。
今春のキャンプでは当初1軍に同行し、臨時コーチを務めた古田敦也氏(57)から助言を受けるなど貴重な救援左腕として期待されていた。7月中旬に今季初昇格した際には「1軍で投げることが大事なので、しっかりと結果を出して応えたい」と意気込んでいたが、故障も重なり登板は2試合。通算3試合で0勝に終わった。
■宮台 康平(みやだい・こうへい) 1995(平成7)年7月1日生まれ、27歳。神奈川県出身。湘南高から東大文科Ⅰ類に現役合格。東京六大学リーグ通算38試合に登板し、6勝13敗、防御率4.26。2018年ドラフト7位で日本ハム入団。同年8月に初登板で初先発(4回2/3で2失点)し、21年にヤクルト移籍。今季は2試合に登板し、0勝0敗、防御率19.29。通算成績は3試合で0勝0敗、防御率9.00。178センチ、83キロ。左投げ左打ち。独身。今季年俸620万円。
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