レアル・マドリーのGKティボー・クルトワがフランクフルトMF鎌田大地の決定機を阻止した場面を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)王者のレアルは10日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)覇者であるフランクフルトとのUEFAスーパーカップに臨み、2-0の勝利で通算5度目の優勝を達成。内容的にも完勝といえるゲームだったが、序盤にフランクフルトへと流れが傾く可能性もあった。前半14分のシーンだ。
フランクフルトのカウンターからFWラファエル・サントス・ボレのスルーパスに鎌田が走り込み、左へ流れながらペナルティエリア内中央へ。クルトワと1対1に近い状況だったものの、左足でゴール右方向へ放ったシュートはレアル守護神に止められた。
この場面についてクルトワは「振り返ってみると、彼が僕と交差するように打ってくるのが分かったので、僕はすでに左側に下がっていた。これは直感だよ。GKは時々、感じるものなんだ」と言及。感覚的に良いポジショニングを取り、ビッグセーブにつなげたようだ。
また、全体を通して「前半も後半も、あと1、2点は取れたはずだ」と語りつつ、「ここ数か月は決勝戦が3回あったが、いずれもクリーンシートを達成している。これは常に重要なことだ。前線のストライカーがいれば、必ずゴールを決められると分かっている」とチームへの手応えを示した。
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