佐賀県高野連は1日、6日から始まる全国高校野球選手権大会佐賀県代表の有田工業高校野球部で複数の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。有田工は現段階で通常通り出場する意向で、出場可否などを含め今後、「日本高野連の指示に従う」としている。日本高野連は2日に判断する。
県高野連によると、有田工野球部(マネジャー含め39人)は7月29日に甲子園出場校に義務付けられているPCR検査を実施し、7月31日朝に日本高野連から同校と県高野連に複数人の感染者が確認されたと連絡が入った。
県高野連は感染者や濃厚接触者の人数は把握していないが、無症状の部員が多いと説明している。8月1日に感染者だけ再度PCR検査を行い、結果を待っている。会見を開いた県高野連の松尾真也理事長は「2日に日本高野連で会議が開かれ、最終判断をする予定と聞いている」と話した。
野球部はPCR検査で感染者が確認されてから部員全員が自宅待機している。学校は2日の壮行会を中止し、同日予定していた大阪府の宿舎入りも見送る。松尾理事長は代替出場について「大会要項の中で、優勝校が出場できなかった場合の補欠校は立てないとしている」と述べた。(鶴澤弘樹、青木宏文)
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