負傷の古橋亨梧については復帰時期が数週間後になる見通しを示唆
スコットランド1部セルティックは、現地時間1月17日に行われたリーグ第21節ハイバーニアン戦で2-0と勝利した。冬の移籍市場で加入したDF旗手怜央とFW前田大然が先発出場、MF井手口陽介も途中出場でセルティックデビューを飾った。チームの勝利に貢献した3選手を、アンジュ・ポステコグルー監督も称賛している。英紙「ガーディアン」が報じた。
昨夏に加入したFW古橋亨梧の活躍もあり、大きな期待を寄せられていた日本人新加入トリオ。そのなかで、前田が前半4分に先制ゴールを決めて、スコットランド初ゴールを挙げた。旗手もクラブ公式ツイッターでマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出され、途中出場の井手口もしっかりと役割を果たした。
いきなり3選手を起用したオーストラリア人監督は、「この試合は2人の選手をお披露目して、陽介を途中から送り出し、このクラブでプレーすることがどんなことかを示すためにいいゲームだと思っていた。ホームで、いい相手と対戦するためには、準備ができて、集中していないといけない。そして3選手は、しっかりと役割を果たしてくれた」と、高い評価を与えた。
「大然のことは特によく知っているし、怜央、陽介についても、彼らがすぐに溶け込むことが分かっていた。クラブの環境はとてもいい。選手たちは3人を受け入れ、コーチングスタッフは、彼らに情報を懸命に落とし込んでくれた。ただ何よりも、彼らが素晴らしい選手たちなんだ」
この先も、日本人カルテットの出場にも期待が懸かるが、共演ができるのは、少し先になるようだ。負傷離脱中の古橋の状態について、指揮官は「私たちが期待していたほど、回復が進んでいない」と明かし、「さらに数週間、彼は離脱することになる。具体的に何週間かは分からないが、今週中にも見通しが立つだろう。ただ、2、3週間は合流できないことは明言できる」と説明した。
カップ戦を挟み、リーグ戦では3位のハーツ、7位のダンディー・ユナイテッド、そして首位のレンジャーズと上位陣との連戦を迎えるセルティック。いいスタートを切った新加入の日本人トリオには、この先の戦いでも活躍が期待される。
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