Photo:PIXTA
米国コネチカット州出身のMichael Capalboさんは今年52歳になる。昨年4月、勤務先の薬局内の通路に立っていた時、肩から胸にかけて激しい灼熱感を感じ、上司にテキストメッセージで状況を伝えた。すると彼の上司は直ちに911(日本の119)番に連絡し、続いてCapalboさんにアスピリンを服用するよう指示した。
椅子に座って救急車の到着を待つ間、Capalboさんは体が締め付けられるような感覚を覚えた。やがて到着した救急車に収容されたことまでは覚えている。しかし次に目が覚めたのは、2日後の集中治療室内でのことだった。「あなたが助かったのは奇跡に近い。もし一人で家にいた時に発作が起きていたとしたら、あなたは亡くなっていただろう」と、心臓病専門医に告げられた。Capalboさんの心臓の左前下行枝という血管は100%閉塞して、心筋梗塞を起こしていた。医師たちは血管内治療により閉塞部位を拡張し、ステントを留置した。
Capalboさんは、心筋梗塞の発作が起きた責任は自分にあると感じている。彼は1年以上もの間、腕のうずきや胸の痛み、かすみ目などの断続的な症状を自覚していた。しかしそれを消化不良のせいだと思い込み、胃薬を服用してしのいでいた。また一時期は禁煙していたが、数年前からまた吸い始めていたし、運動はせず、食生活も非健康的だった。
「独り暮らしの私はほぼ毎晩外食を続け、ピザとハンバーガーと鶏肉を食べ、ビールを1~2杯飲んでいた」。また、そのような食事に加え、毎日のようにビックサイズの甘いアイスティーを2杯飲み、菓子を半袋食べていた。さらに彼には濃厚な家族歴があった。父と祖父は心臓発作で亡くなっており、2人の兄弟はともに心臓発作を経験していて、兄は脳卒中も経験していた。
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