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春夏4度の日本一。常に高校球界の頂点を争ってきた闘将は去来する思いを紡いだ。「悔いばかり。思い出すのは負けた試合や甲子園に出られなかった世代のこと。まだやれた、もっとやれたと」。東海大相模の門馬敬治監督(51)は絶頂期に退くことを決めた。
決断は4月の選抜大会を制した直後だという。「山を下りて、また新たな山に登ろうというときにね」。最前線をひた走るさなかだ。健康上の理由。その一言に全てを込める。まだやれる、もっとやれる。だが、自身との対話の末の選択だった。
二人の師を追い求め
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