メッシは結果的に残留したものの、今夏バルセロナ退団に向けて動いた。メッシは来年1月から各クラブと交渉可能となり、契約が切れる6月にはフリーで退団できるため、マンチェスター・シティ(Manchester City)は33歳のメッシをカンプ・ノウ(Camp Nou)から引き抜く新たな動きに出ると予想されている。
地元ラジオ局RAC1でトゥスケッツ氏は、「財政的な観点からすれば、自分ならこの夏にメッシを売却していた。経済的にはそれが望ましかった」と話した。
移籍市場でオファーを出す可能性について問われたトゥスケッツ氏は、「リーグはサラリーキャップ制を課しているため、それがわれわれにとって有益だった」と答えるにとどめた。
10月にジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)前会長が辞任したため暫定的に会長職を引き継いだトゥスケッツ氏はまた、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の復帰を否定した。
「もし彼がフリーエージェントであればうまくいくだろう。だが選手を売却しない限り補強はできない。(来年1月24日の会長選挙で選ばれる)次の会長が奇跡でも起こさない限りそれは不可能だ」
最後にクラブの財政状況についてトゥスケッツ氏は、「懸念があり非常に良くないが希望はある」としつつ、「(来年)1月に(選手の)給料を支払うことはできないだろう」と続けた。
【翻訳編集】AFPBB News
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