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Friday, December 18, 2020

朝日杯FS「カス丸の競馬GI大予想」 レコード連勝中のレッドベルオーブは勝てる? - J-CASTニュース

sakonsahom.blogspot.com
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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週の2歳牝馬チャンピオンを決める阪神ジュベナイルフィリーズはソダシが勝ったじぇい。白毛初のGI制覇という偉業だったきゃすう。ゴール前はサトノレイナスに抜かれそうになったけど、抜き返してのハナ差決着だったじぇい。根性ある馬きゃすう。来年のクラシックが楽しみだじぇい。カス丸は◎▲△で3連単当たったきゃすう。ガジュマル爺は〇◎で馬連当てたじぇい。今週は2歳チャンピオンを決める朝日杯フューチュリティステークス(2020年12月19日、阪神競馬場、芝1600メートル)。先週と違って話題もないし、なんだかドングリの背比べで地味きゃすう。穴狙いのカスヨ姉さんの出番だじぇい。本命◎はホウオウアマゾンきゃすう。

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前走デイリー杯とサウジRSが強いが

   カスヨ このレースも先週の阪神JFと同じコースを使うのよ。ホウオウアマゾンはデビュー以来4戦すべて1600mを走ってきたわ。阪神1600mは3回も経験して、重馬場、稍重馬場、良馬場で全て連対するという堅実ぶりよ。阪神競馬場での経験値は信頼を置けるわね。時計のかかる馬場もスピード馬場もオーケーという万能性をもってるわ。前走は今回1番人気が予想されるレッドベルオーブとタイム差なしの2着だったわ。レコード(新記録)だったからスピードも世代上位と考えていいわね。スタートも早く、先行して粘りこみができるところもプラス材料よ。

   カス丸 爺の本命◎は、そのレッドベルオーブだじぇい。2走続けてレコード勝ちというスピードのある馬きゃすう。でも反動があるかもしれないし、今回は勝ちきれるかどうか、分からないじぇい。

   ガジュマル爺 この馬もデビューしてから1600メートルばかりを3戦して2勝じゃ。前走のデイリー杯2歳ステークス(GIII、阪神、1600メートル)は単勝1.3倍の断然1番人気で、2着のホウオウアマゾンをキッチリと差し切って優勝じゃ。デイリー杯2歳Sからの参戦はローテーションもよく、朝日杯とは好相性なんじゃ。父は、あのディープインパクトじゃ。阪神マイルコースはディープ産駒の得意コースじゃから、優勝に一番近いのはこの馬じゃろ。好位から34秒台の末脚を繰り出せるのが強みじゃ。鞍上も、今年大活躍の福永祐一騎手じゃから、安心して任せられるというもんじゃ。

   カス丸 ふーん、なんだか強そうだじぇい。カスヨさんの対抗〇はジュンブルースカイきゃすう。ドゥラメンテの仔だじぇい。

   カスヨ そうよ。朝日杯はね、阪神外回りだから最後の直線が長い(473メートル)ので、いい末脚がないと勝つのはムリね。その点、ジュンブルースカイはいい末脚を持ってるわ。前走の東スポ杯(GIII、東京、1800メートル)ではダノンザキッドに次ぐ末脚で3着。その前の萩ステークス(GIII、京都、1800メートル)では上がり3ハロン(最後の600メートル)最速タイで、後に京都2歳ステークスを勝つワンダフルタウンに先着するなど、能力は世代上位と考えられるわ。ただし、新馬戦以降、馬体重が減り続けているところが気になる点ね。栗東所属(滋賀県)だから輸送で大幅減ということは無いと思うんだけど、当日の体重は要チェックね。

   カス丸 爺の対抗〇はステラヴェローチェきゃすう。こちらもマイルばかり走ってきた馬きゃすう。

   ガジュマル爺 朝日杯の過去をみると、前走でデイリー杯かサウジアラビアロイヤルカップ(RC、GIII、東京、1600メートル)を走った馬の勝利が多いんじゃ。今年はデイリー杯がさっきのレッドベルオーブ。サウジRCを勝ったのが、ステラヴェローチェじゃ。カス丸が言ったようにデビューから2戦ともマイルで連勝中じゃ。サウジRCでは不良馬場じゃったが、2着と0秒5もの差をつけて快勝。先行逃げ切りの新馬戦に、後方から一気の脚を披露したのが前走じゃ。異なるレース運びをみせたのは自在性がある証拠じゃな。まあ、切れるタイプではないんじゃが、長くいい脚を使えるのはいい武器になるじゃろ。父バゴはフランスで凱旋門賞やパリ大賞典などG1を5勝した名馬じゃ。母がオーマイベイビーで、近親に2007年の朝日杯FSを勝ったゴスホークケンがおる。その父、つまり爺ちゃんがディープインパクトといかにも大舞台に強そうな良血じゃ。ベテラン横山典弘騎手の手腕も心強いというもんじゃ。

上位に切り込みそうな馬がこんなに

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   カス丸 ふーん、それぞれ強そうだけど去年勝ったサリオスみたいに抜きんでた馬がいないきゃすう。先週の阪神JFが1,2番人気の決着だったけど、こちらは荒れるかもしれないじぇい。穴馬はどれがいいきゃすう?

   ガジュマル爺 わしの単穴▲はグレナディアガーズじゃ。この馬は前走の未勝利戦(阪神、1400メートル)を勝ち上がったばかりじゃが、中内田充厩舎の期待の1頭じゃ。7月のデビュー戦(新潟、1400メートル)は単勝1.5倍の圧倒的な1番人気で2着。2戦目(中京、1600メートル)でレッドベルオーブの4着(2番人気)。父はGI9連勝(10勝)を含む現役14戦全勝で引退したイギリス最強馬といわれたフランケルじゃ。川田将雅騎手が乗り続けているのも、同馬にかける期待度の高さがうかがえるわけじゃ。 次はブルースピリットじゃな。デビュー以来2戦2勝。デビュー戦(函館1200メートル)が好位からレースを進めて抜け出す競馬。2走目の秋明菊賞(1勝クラス、阪神、1400メートル)は逃げ切り。前めでレースが運べるのはプラスで、スピードも非凡じゃ。初の1600メートルで距離が不安視されておるが、連勝の勢いに期待じゃ。父はアイルランドのインビンシブルスピリット。外国産馬の優勝は2013年のアジアエクスプレス以来7年ぶりとなるんじゃ。アイルランド産馬の優勝となると、1992年のエルウェーウィン以来28年ぶりとなるが、まったく不可能ということはないじゃろ。 次がショックアクションじゃな。この馬も外国産馬じゃ。父のグレンイーグルスもアイルランド産馬。7月のデビュー戦(阪神、1400メートル)で3着。8月の未勝利戦(新潟、1600メートル)を2着と0.7秒差のぶっちぎりで快勝、その勢いのまま新潟2歳ステークス(GIII、1600メートル)も連勝した馬じゃ。このときも2着を0秒3ちぎるという見事な末脚を披露したんじゃ。未勝利戦で18頭立ての多頭数の競馬を経験しているのは強みじゃな。8月以来のローテーションが気になるが、重賞勝ちの実力を評価したいもんじゃ。 最後は、アスコルターレじゃ。デビュー以来3戦2勝。444キログラムと牡馬としてはやや小さめだが、前走のもみじステークス(オープン、京都、1400メートル)は中団から鋭い差し脚で勝利。阪神コースは新馬戦(1400メートル、1着)で経験済みじゃ。1600メートルの距離経験がないことが不安なんじゃが、父ドゥラメンテの血がカバーしてくれるじゃろ。

   カスヨ わたしはまずはスーパーホープね。前走デイリー杯は上がり2位タイで、勝ち馬のレッドベルオーブから0秒2差。逆転とまではいかないまでも、連下(2、3着)には来る可能性が高いわね。鞍上のデムーロちゃん(ミルコ・デムーロ騎手)は、朝日杯FSに過去10年で8回騎乗して4勝、阪神に舞台を移してからも3回の騎乗で2勝と抜群の好相性よ。 もう一頭はロードマックスね。この馬の強みは末脚よ。前走京王杯2歳ステークス(GII、東京、1400メートル)では後方から一気に攻めて勝ち馬のモントライゼとタイム差なしの2着よ。レッドベルオーブと同じ厩舎で2頭だしの人気薄になるわね。父ディープインパクトの仔でコース相性はいいときてるから、穴馬の条件にはピッタシカンカンよ。 次は、やっぱりこの馬をあげとくわ。モントライゼね。前走京王杯2歳ステークスは差し馬有利の流れで2番手から突き抜けて勝つという内容は強かったわね。でも、今度は距離が200m延びるからそこが心配ね。 最後に人気の一角、ドゥラモンドね。鞍上がユタカちゃん(武豊騎手)。4000勝騎手が未だに取れていないのがこのGIなのよね。今回この馬で取れるかどうかが注目ね。1800m、1600mと連勝してきている点は好材料なんだけどね。

   カス丸 うーん、いっぱい出てきて、なんだかよくわからなくなったじぇい。でも、ここは末脚鋭い馬を選ぶじぇい。新種牡馬ドゥラメンテの仔で、どこを走っても末脚上位のジュンブルースカイが本命◎きゃすう。

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