私は、「冷凍食品なんて食べない」というタイプではありません。冷凍ピザも、もちろん好きです。ただし、必ず何か手を加えます。
どんなにおいしい冷凍ピザでも、ちょっとした工夫や仕上げで、さらにおいしくなるのです(ただし、Totino’sの「Party Pizza」は例外。あれは、ちょっとほかにない冷凍ピザであり、「完璧な」製品と呼ぶ人もいるでしょう)。
1. ハチミツをたっぷりかける
私は、塩気のあるものにハチミツをかけるのが大好きです。
そのハチミツがスパイシーだったり、発酵ニンニクを漬け込んだハチミツであればなおさらです。とろりと甘いハチミツをたっぷりかければ、工場で大量生産される加工肉の強い塩気が和らぎます。
最後に残った薄いパリパリのクラストを、ハチミツに浸して食べるのも最高です。
2. マリネした野菜を載せる
オリーブ、アーティチョークの芯、キノコのマリネ、さらにはドライトマト。どれを載せても素晴らしい効果を発揮します。野菜の風味がついた油がピザに浸透してクラストに浸み込み、いい味が全体に広がります。
最高においしくしたいなら、ピザのチーズが溶け始めて、でもまだキツネ色にならないときに、野菜のマリネをピザに載せてください。
そうすれば、野菜がうまく温まってジューシーになります。余力があれば、オリーブにチーズを詰めたものをワッフルメーカーで軽く焼き、ピザをオーブンから出すときに散らしてみてください(ピザが大変身します)。
3. ハーブを使う
フレッシュバジルの細切りやオレガノの葉をぱらぱらと散らせば、味気なさが消え、最高とは言えない冷凍ピザの風味をごまかせます。
それに、ピザの見た目もよくなります。面倒でなければ、ローズマリーを揚げたものを使ってもいいでしょう。とはいえ、冷凍ピザにそこまでするのは手間がかかりすぎかもしれません。
4. ハムやソーセージで覆う
オーブンで熱々に焼いたピザ全体に、薄くて冷たいプロシュート(イタリアの生ハム)やボローニャソーセージのスライスを載せれば、ピザの熱でちょうどよく温まって素晴らしくおいしくなります。
そのうえ、おそろしく熱いピザで口にやけどするのも防げます(普通のハムでもかまいません)。
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