KKB鹿児島放送
子牛の価格が下落するなか牛肉をもっと食べてもらおうと、鹿屋市で子牛の生産農家自らが取り組みを始めました。 鹿屋市の肝属中央家畜市場では、今月の子牛のせりは21日が初日です。新型コロナウイルスの感染拡大による消費の低迷で子牛の価格は下落しています。 JA鹿児島きもつき 下小野田 寛 組合長 「牛肉の枝肉価格は3月から顕著に影響が出ている。その影響で4月の競りから子牛が下落している状況。」 JA鹿児島きもつきとJA肝付吾平町の和牛生産農家などでつくる「肝属地区肉用牛振興連絡協議会」は、売却した子牛の販売金のうち2000円で牛肉を購入し消費拡大に取り組むことにしました。 JA鹿児島きもつき和牛振興連絡協議会 貫見 広幸 会長 「生産農家の方も少しでもお役に立てたらいいかなというよう思いで。」 生産者 「えさ(の価格)がひとつも下がらないので、生産コストは変わらずに子牛は下がっている。」 生産者 「自分たちが消費しないと、牛を飼っているのは自分たちだから。」 なお、21日の平均価格は58万6000円あまりで、去年の同じ時期と比べると17万円ほど下がっているということです。
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May 21, 2020 at 05:41PM
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子牛の生産農家 消費拡大へ 2000円で牛肉購入（KKB鹿児島放送） - Yahoo!ニュース
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