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Sunday, April 19, 2020

~IoTおよびAI技術の活用で畜産業の課題解決を支援~ 国内初「牛の診療費補償サービス」を開始 :時事ドットコム - 時事通信

[デザミス株式会社]

三井住友海上火災保険株式会社とデザミス株式会社は、デザミスが開発した牛の行動モニタリングシステム「U-motion」に保険を付帯した「牛の診療費補償サービス」の提供を開始しました。

 MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:原 典之、以下 「三井住友海上」)とデザミス株式会社(社長:清家 浩二、以下「デザミス」)は、今般、デザミスが開発した牛の行動モニタリングシステム「U-motion※1」に保険を付帯した「牛の診療費補償サービス」の提供を開始しました。

 本サービスは、U-motionによる牛の疾病・事故の早期発見および畜産農家の皆さまが負担する牛の診療
費の軽減を可能とし、早期かつ適切な治療を促すことで死亡率の低減を推進します。

 三井住友海上とデザミスは、今後も畜産農家の課題解決に向けた新たなサービスを研究し、畜産業の
発展に貢献することで、社会との共通価値の創造に取り組んでいきます。


※1:U-motionは、牛の首に取り付けたセンサーが牛の行動をモニタリングし、反芻・動態・横臥・起立等の牛の主要な行動を2 4 時間3 6 5 日記録することで、牛の健康状態をリアルタイムに把握できるサービスです。
集積された行動データを用いて、人工知能が牛の異変を自動で検知し、疾病・発情・起立困難等の場合はアラートでお知らせします。

1.「牛の診療費補償サービス」の特長

(1)U-motionの導入による牛の疾病・事故早期発見
U-motionの行動モニタリング機能・アラート機能により、牛の健康状態をリアルタイムで把握し、疾病・事故の早期発見が可能となります。
(2)畜産農家の診療費自己負担分を補償
U-motionを装着している牛が家畜共済※2の疾病傷害共済の補償対象となった場合※3に、
組合員等の1割自己負担部分をお支払いします。そのため、診療費の全額が病傷共済金と損害保険
金によって補償されます。なお、U-motionに保険が自動付帯されるため、畜産農家の皆さまに保険
料負担はありません。

※2:「農業保険法」に基づいて実施される家畜共済は、農業者があらかじめ農業共済組合(NOSAI)に共済掛金を出し合って共同準備財産を造成しておき、「家畜の死亡または廃用による損失」や「家畜の疾病または傷害の診療費の支払い」が発生した場合に、農業共済組合が被災した農業者に共済金を支払う制度です。2020 年1 月以降に開始する疾病傷害共済では、初診料を含めた診療費全体の1割が自己負担となります。
※3:U-motionを導入していない牛は本サービスの対象外です。プレゼントされる損害保険は、疾病傷害共済の共済金が支払われる場合のみ補償されます。国が示す病傷事故給付基準外の診療費や、給付限度額を超える診療費については、病傷共済金と同様に保険金も支払われません。

<診療費補償サービスのイメージ図>

2.開発の背景と今後の展望

・近年、畜産経営は生産の集積化・大規模化が進んでいます。しかしながら集約化・大規模化を進めるには規模に応じた体制整備の必要があり、設備投資の負担や労働力不足によって適切な個体管理が難しく、疾病や事故の見逃しも少なくありません。
・こうした牛の不調を見逃すことは、疾病の重症化や死亡による生産量の減少につながり、経営そのものを圧迫しかねない大きな問題となっています。
・畜産業における生産体制の効率化を推進するサービスであるU-motionには、2020年1月時点で約10万頭の牛の行動データが集積されています。
・三井住友海上とデザミスの連携により、診療費における畜産農家の自己負担部分を補償することで、牛に対する早期かつ適切な治療の促進と死亡率低減を支援し、テクノロジーとデータにもとづく次世代型畜産経営を推進していきます。

企業プレスリリース詳細へ (2020/04/20-11:45)

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April 20, 2020 at 09:45AM
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