◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
人気音楽グループ「ケツメイシ」のリーダー・大蔵を父に持つ国学院大の吉田蔵之介(1年)が、堂々の箱根デビューを飾った。前田康弘監督(45)も期待のルーキーは、1時間10分1秒の区間7位を記録。競技人生で感じたことのない大歓声に包まれ「うれしかった。走って楽しかった」と笑みを浮かべた。
レース前にしか聴かない勝負曲は「ケツメイシ」の「覚悟はいいか」。この日もいつものルーチンで気合を入れ、父からは「夢の舞台、楽しんでこい!」と言葉をもらい初舞台へ挑んだ。指揮官から「一番大事だ」と言われたラスト3キロには沿道に父や知り合いの姿もあり「見えたのでうれしかった。元気が出た」と、最後まで力強く駆け抜けた。
名曲「夏の思い出」ならぬ“冬の思い出”には「なりましたけど、悔しかった」と苦笑い。「ラスト1キロで(前の)法大の選手に離された」と成長への課題も見つかった。当初は、父の存在から注目を集めたが、これからは自分の走りで陸上界を驚かす。「お父さんがケツメイシと言われているので、それが逆になるくらい自分も走りでもっと強くなれるように頑張りたい」と誓った。(小林 玲花)
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