◇1日 「SMBC日本シリーズ2023」第4戦 阪神4―3オリックス(甲子園球場)
サヨナラ劇の後も岡田劇場が繰り広げられた。勝利監督インタビューでグラウンドに再び現れ、大歓声で迎えられた阪神・岡田彰布監督(65)。最後までもつれた接戦に開口一番、「ホンマにすいませんでした」と言い、スタンドはドッと笑いに包まれた。
「早く終わらないといけないんですけどね…、これがシリーズかなあ思ってるので」
和やかムードにした後、9回まで無安打だった大山悠輔内野手(28)のサヨナラ打に自ら触れた。「ちょっとチャンスで打てなかったんですけどね、4番がね、最後は決めてくれました」。この言葉に、客席は熱い歓声に変わった。
同点で迎えた8回のピンチは左腕・島本浩也投手(30)、右腕・湯浅京己投手(24)の1人一殺リレーで無失点に封じた。故障から調子を落としていた湯浅は6月以来の1軍登板。この場面を振り返り、「きょうはね、島本とね、湯浅に賭けましたね」と言うと、割れるような大歓声が沸いた。
「誰も湯浅(で行こうと)言わなかったんですけどね。湯浅は6月以来ですかね、1軍で投げるのは。まあ、2日前に宮崎から帰ってきたばっかりなんですけど、ホントぶっつけ本番だったんですけどね、もうここは湯浅に賭けるしかないってね。湯浅が出てくると、ファンの人の声援でガラッと(劣勢の)ムードが変わると思ったんでね、湯浅に賭けましたね」
胸を熱くするような言葉に虎党は大喜びだった。
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