阪神―中日 先発し５回２失点だった涌井
中日はサヨナラ負けで５連敗。３―３で迎えた延長十回、７番手の田島が２死満塁から大山に左前適時打を浴びた。先発した涌井は５回を２失点にまとめたが、七回に斎藤が移籍後初失点を喫するなど、中継ぎ陣が踏ん張りきれなかった。
阪神は３連勝。６番手の島本が４勝目を挙げた。
大ベテランが、復調の兆しを見せた。２軍での調整を経て、久々の先発となった涌井。自慢の真っすぐで打者を差し込む本来の投球で先発の役割を果たし、救援陣にマウンドを託した。
立ち上がりからクールな右腕の、この日にかける気概が見えた。先頭の近本との対戦。２球で追い込み、際どいところを狙ったボール球が続いてフルカウントとなった。ファウルを挟ん...
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