MLB公式サイトは8月31日(日本時間9月1日)、「打者のパワーランキング」を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(29)は2位に順位を落とし、ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(30)を1位に選んだ。大谷が1位でなくなったのは、打率4割をマークしていたアラエス(マーリンズ)が1位になった6月以来2カ月ぶり。

ベッツは8月に打率4割5分2厘、9本塁打、26打点と大爆発した。wRC+(平均的な打者と比較しての打撃での傑出度)では174と大谷に次ぎ、WAR(代替選手と比較して積み上げた仮想勝利数)が7・5と野手ではトップに立った。前回5位から一気に浮上した。

大谷は「8月は投手としての現在と将来、チームとしてのエンゼルスは、大いに失望する結果となった。しかし、DHとしての大谷は勢いを維持し続けた」と評された。本塁打、長打率、OPS(出塁率+長打率)でメジャー1位で「史上5人目の50本塁打、20盗塁が期待できるペースを維持している」とされた。

3位はアクーニャ(ブレーブス)、4位はフリーマン(ドジャース)、5位はフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)となった

(数字は30日現在)