◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)
首位と3打差の3位で出た岩田寛が6バーディ、2ボギーの「66」で回り、通算8アンダーの単独首位に浮上した。今年8月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」に続く今季2勝目、ツアー通算5勝目をかけて週末に臨む。
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前半12番までに2ボギーをたたいた岩田は、その後6バーディを奪い返した。「一番良かったバーディは?」と問われると、悩んだ末に挙げたのは「……11番のパー」。第1打をバンカーに打ち込み、3mのパーパットを沈めた難関パー4のプレーを好スコアの要因にした。同組の選手が1人棄権し、待ち時間が相次いだ2サムでのプレー。ポカポカ陽気に眠気を誘われる中、「なんとなくやって」リーダーボードを駆け上がった。
入場無料の大会は週末も来場者増が見込まれる。大観衆に見守られるプレーは「好きですよ」とうなずきつつ、やっぱりそれは「自分次第」とポツリ。「良い時は楽しいけれど、悪いスコアだったらキツイ…」と静かにムービングデーを見据えた。
2打差の2位に大会2勝(2010年、12年)の石川遼、プロ転向2戦目の蝉川泰果、ツアー初優勝を狙う勝俣陵の3人がつけた。初日首位の中西直人は「71」で回り、通算5アンダー5位で大会を折り返した。
賞金ランキングトップの比嘉一貴は通算1アンダー15位、前年大会覇者の谷原秀人は堀川未来夢、岩崎亜久竜らと並んで通算イーブンパー22位とした。
中島啓太は、藤田寛之らとともに通算4オーバー56位で予選を通過した。
<上位成績>
1/-8/岩田寛
2T/-6/石川遼、蝉川泰果、勝俣陵
5/-5/中西直人
6T/-3/木下稜介、チャン・キム、星野陸也、池村寛世、池上憲士郎 ほか
13T/-2/出水田大二郎、木下裕太
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