21日(日本時間22日)に発表された、米大リーグのオールスター戦(ドジャースタジアム)のファン投票第1回中間結果で、エンゼルスの大谷翔平は、ア・リーグ指名打者(DH)部門で55万5056票を獲得し、2位に入った。大谷は昨年に続いてファン投票選出の栄誉を得られるか。83万票以上を獲得して1位のヨルダン・アルバレス(アストロズ)を逆転できるかどうかも注目だが、より大切なのは、実は3位J・D・マルティネス(レッドソックス)との争いだ。(デジタル編集部)
1位のアルバレスは打率3割1分5厘(リーグ7位)、21本塁打(同2位)、51打点(同3位)と打撃3部門すべてでリーグ上位に位置し、大谷よりも28万613票も多い83万5669票を獲得した。それでも、大リーグ公式サイトやアプリを通じて行う1次投票では、日本時間7月1日午前3時の締め切りまで、24時間あたり1人最大5度、投票できることもあり、逆転1位は不可能ではない。
ただ実は、1次投票で1位になることに大きな意味はなく、それよりも3位にならないことが大切だ。その理由は、こうだ。
7月19日(日本時間20日)に行われるオールスターゲームの先発メンバーが決まるファン投票の最終決着は原則、2次投票での票数で決まる。その2次投票に進めるのは、昨年はポジション別に1次投票での上位3人(外野手は9人)だったが、今年は2人(同6人)。また、1次投票の得票数は持ち越されず、2次投票はゼロからの仕切り直しとなる。つまり、1位と2位の比較では、1位のメリットは、ほぼなく、2位でもいいので、2次投票に進むことが大事なのだ。ただし、全ポジションを通じてリーグ最多得票なら、2次投票を待たずに選出が決まる。
第1回中間発表時点で、30万7706票の3位マルティネスと、大谷との差は、24万7350票と、1位との差よりも小さい。さらに2018年打点王など実績十分のマルティネスを支えるのは、ヤンキースと並ぶ人気球団のレッドソックスファン。今季はここまで打率3割2分6厘でリーグ5位、二塁打はリーグ2位の23本を放つなど、成績もいい。侮れない相手であることは間違いなく、まずはこの34歳のベテランに抜かれないことが大事だ。
2次投票に進んでしまえば、投票は1人1度しか行えず、1次投票からの逆転も大いにありうる。昨年は実際、両リーグで1次投票の2位以下だった4選手が2次投票で選出された。2次投票は、日本時間7月6日午前1時から9日午前3時まで受け付ける。
ちなみに大リーグ公式サイトは10日ほど前の記事で、
さて、この争いはどんな決着を見せるのか。1次投票の最終結果は、日本時間7月1日午前6時から発表される。(打撃成績は、日本時間23日時点)
からの記事と詳細 ( 大谷翔平のオールスターDH先発へ、カギは2次投票…侮れぬ3位マルティネスとの争い - 読売新聞オンライン )
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