神戸に頼もしいストライカーが戻ってきた。1日にタイのブリラムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグJ組最終戦。既に突破を決めていた神戸は故障で戦線離脱していた武藤が約2カ月ぶりに復帰し、いきなりゴールを奪った。試合は傑志(香港)と2-2で引き分けたことで、同組首位通過を決めた。
内容的には課題の残る試合だった。前半終了間際にリンコンのPKで先制した直後に大崎のハンドでPKを与えて同点に追いつかれ、終盤に井上の右CKから武藤のヘディングシュートで再び勝ち越しながら、直後にCKから同じような形で失点。2度のリードを生かせず、白星を逃した。
とはいえ、開幕から未勝利で最下位に沈むJリーグでの巻き返しを考えれば、武藤の復帰は大きいだろう。武藤は3月2日の横浜M戦で左膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、全治約8~10週間の見込みとの診断を受けた。4月上旬にピッチでのトレーニングが可能となったことなどからACL遠征メンバーに選ばれ、タイでもリハビリを続けてきた。
この日の武藤はリンコンに代わって後半19分にピッチに。大迫と2トップを組み、鋭い動きで傑志ゴールに迫った。「長い間離れてチームに迷惑をかけた」と振り返った武藤は「ゴールを取れたが、勝ち切れなかった。自分自身努力していいコンディションにもっていきたい」。ロティーナ監督は「もっと競争力のあるチームになっていかないといけない。チーム力を上げることにフォーカスしていきたい」と力を込めた。(北川信行)
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