佐々木朗希(ロッテ)が17日の日本ハム戦で数々の記録に挑戦する。今季の奪三振数はシーズン初登板の3月27日楽天戦から10→13→19。3試合連続で10個以上奪い、楽天戦の初回から23イニング連続奪三振中。連続イニング奪三振のプロ野球記録は15年サファテ(ソフトバンク)の43イニングだが、日本人投手は20年山本(オリックス)の25イニング、シーズン初登板からは21年伊藤(日本ハム)の23イニングが最長。まずは伊藤と山本の記録更新を目指す。
次に狙うのが4試合連続2桁奪三振。連続2桁奪三振の記録は17年則本(楽天)の8試合で、4試合以上は過去に12人、22度あるが、シーズン初登板から4試合以上続けたのは91年野茂(近鉄=6試合)と10年ダルビッシュ(日本ハム=5試合)だけ。日本ハム戦で10個以上奪えばプロ野球3人目になる。
「0行進」にも注目したい。完全試合を達成した次の登板で完封勝利を挙げた投手はまだいない。ノーヒットノーランの次の試合で完封も48年真田(大陽)を最後に出ていない。真田は9月4日阪神戦完封→6日阪神戦ノーヒットノーラン→9日急映戦完封→13日阪急戦完封と、ノーヒットノーランを挟んで4試合連続完封勝ち。4~9日には16イニング連続無安打の記録もつくった。佐々木朗が真田の記録へどこまで近づけるか、楽しみだ。
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