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猛暑日が続く中、但馬牛の産地・兵庫県で暑さに弱い牛のため、牛専用の『冷感マフラー』が開発されました。 ８月２１日の近畿は特に暑い１日となりました。午後４時時点で大阪市で３８．６℃、大阪府豊中市では全国２位となる３９．３℃を記録。奈良市でも３７．９℃を観測し、８日連続の猛暑日となりました。奈良公園ではシカ達が日陰の溝に体をうずめて暑さをしのぎます。 「暑すぎて動きたくないんだと思います。」 「かわいそうやなシカちゃん。」 そんな暑さにもかかわらず、兵庫県養父市の但馬農業高校の牛舎では快適そうに動き回る牛の姿が。首には“青いマフラー”が巻かれています。但馬農業高校では高級和牛の「但馬牛」を飼育しています。兵庫県北部では３５℃を超える猛暑日が続く中、熱中症対策として開発されたのが『牛用の冷感マフラー』です。 （開発した作業服販売会社「オオツキ」 大槻恵美取締役） 「お乳が出なくなったり、夏バテで牛が弱って死んでしまうこともあるというお話から、こちらの『モーっとクール』という商品を出しました。」 首に巻く面に接触冷感素材を使っていて、人間が使う冷感タオルと同じく、水で濡らして牛の首に巻きます。牛は暑さに弱く、特に子牛は脱水症状に陥りやすいということですが、冷感マフラーを巻けば、『モ～大丈夫』です。 （但馬農業高校 加藤親義農場長） 「かわいらしい表情、生き生きした表情で、こちらを見てくれるような形ですね。」 （但馬農業高校の生徒） 「つけていないよりは元気になっていると思います。エサを食べて親乳を飲んでくれたら、大きく育ってくれるのでうれしいです。」
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August 21, 2020 at 03:19PM
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