新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている兵庫県産のブランド牛の消費拡大につなげようと、県は、精肉店やレストランで買い物や食事をすると次の購入に使える割引券がもらえるキャンペーンを始めました。
神戸ビーフや但馬牛など兵庫県産のブランド牛は、新型コロナウイルスの影響で消費が低迷し、大きな打撃を受けています。
こうした中、県はブランド牛肉の消費拡大につなげようと、７月２３日から、精肉店やレストランで使える割引券を配布するキャンペーンを始めました。
指定された店で県内産の牛肉を５０００円以上購入するごとに、次の購入の際に使える１０００円割引券をその場で受け取ることができます。
３１日、芦屋市内の精肉店では、訪れた客らがさっそく購入して商品券を受け取っていました。
但馬牛のハンバーグなどを購入した女性は、「孫が家に来るのでおいしい肉を食べさせてあげようと購入しました。割引券をいただけるのはうれしいです」と話していました。
精肉店を経営する会社の福本吉宗社長は、「この機会にぜひ県産ブランド牛を食べていただき、生産者の支援にもつなげたい」と話していました。
兵庫県では、９月末までに割引券１０万枚の配付を予定していて、配付店舗は、神戸ビーフの生産者などで作る「神戸肉流通推進協議会」のホームページで確認することができます。
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July 31, 2020 at 02:31PM
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