秋田県畜産農業協同組合は28日、県産のブランド和牛「秋田錦牛」15キロを秋田市のNPO法人「秋田たすけあいネットあゆむ」に寄贈した。新型コロナウイルスの影響で主に飲食店向けの牛肉出荷が減り供給過多になっているといい、経済的に余裕のない家庭に無償で届けることにしたという。
同法人は経済的に苦しい一人親世帯などを対象に、食事を無料で提供する「親子食堂」を定期的に開いたり、食料品を届けたりしてきた。現在は新型コロナウイルスの影響で食堂は休止し、弁当の配布などを行っている。同法人の保坂ひろみ理事長は、今回の秋田錦牛で100食分の牛丼弁当を作り配布したい考えだ。
同組合の加藤義康代表理事組合長は「大変な時期だが、子供たちにはおいしい牛肉を食べてもらって元気に生活してほしい」と話していた。【下河辺果歩】
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April 29, 2020 at 06:21AM
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秋田錦牛15キロで100食分の牛丼弁当 経済的に余裕のない家庭に無償で配布へ 秋田 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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